ミステリの辺境を歩く ミステリの辺境を歩く
長谷部 史親 著
四六判/フランス装
336頁
2002年12月発売
定価2,420円(本体2,200円)
ISBN:978-4-901592-15-4
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「はじめに」より
ミステリについての議論は、汲めどもつきせぬ泉のようなものでもある。いくら語ったつもりでも、これで終わりということにはならない。そこで正面からアプローチする代わりに、いくぶん角度を変えてみたらどうかと考えたのが、この辺境を歩くアイデアの出発点となった。……
著者紹介
長谷部 史親(はせべ・ふみちか)
1954年東京生まれ。文芸評論家。早稲田大学法学部卒業。『欧米推理小説翻訳史』(本の雑誌社)によって第46回日本推理作家協会賞(評論・その他の部門)、『日本ミステリー進化論』(日本経済新聞社)によって第8回大衆文学研究賞(評論・研究部門)を受賞。他の著書に『探偵小説談林』(六興出版)『推理小説に見る古書趣味』(図書出版社)『海外ミステリ歳時記』(講談社)『私の江戸川乱歩体験』『海外ミステリ遊歩道』(廣済堂出版)等がある。
※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。