文芸評論(44冊)

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紫式部のオーラ 紫式部のオーラ  『源氏物語』をわかりやすく
佐藤公一 著
光源氏の《光》は《オーラ》である!
『源氏物語』をもっと気軽に、遊び心で楽しみたい方へ。本書一冊で全編を読了した気にさせる本。「桐壺」から「夢の浮橋」までの『源氏物語』全編をたどりながら、その歴史的背景、作者・紫式部の物語のプランや表現上のトリックなどをまじえて綴る批評的「あらすじ」本。
2024年1月発売
定価1,650円(税込み)
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ヤマトを撃つ沖縄文学 ヤマトを撃つ沖縄文学  大城立裕 又吉栄喜 目取真俊
黒古一夫 著
「政治と文学」論を超える新たな可能性
戦後の沖縄文学をながく牽引した大城立裕。戦無派として〈占領地・沖縄〉の原風景と向き合う又吉栄喜。「終わらない戦争」としての沖縄戦を底流に現在の沖縄を描く目取真俊。現代文学の傍流として扱われてきた「沖縄文学」を批判・検証し、旧来の「政治と文学」論を超える、新たな可能性を見出した力作評論。
2023年11月発売
定価3,080円(税込み)
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詩人の魂 久保田万太郎 詩人の魂 久保田万太郎
瀬戸口宣司 著
湯豆腐やいのちのはてのうすあかり  万太郎
齢73歳にして没した小説家・劇作家・俳人の生涯を、俳句作品を追いつつ、同時代の作家・学者たちとの交流をとおして、その人となりを描く。
2022年8月発売
定価2,860円(税込み)
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「焼跡世代」の文学 「焼跡世代」の文学   高橋和巳 小田実 真継伸彦 開高健
黒古一夫 著
〈戦争・戦後・ベトナム反戦〉体験から築く。従来の戦後文学史の「常識」とは異なる文学潮流を提示する作家論
太平洋戦争末期の空襲に遭い、戦後、焼跡・闇市の混乱期を生き抜き、1950年代の「学生(革命)運動」とかかわり、60年代の「ベトナム反戦運動」を展開した4人の作家たち。従来の戦後文学史では位置づけられなかった、〈戦争―戦後〉体験をもとにそれぞれの文学を築いた「焼跡世代」の作家論。
2022年5月発売
定価2,860円(税込み)
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