新刊案内

辺境アジアの東北をめぐって
辺境アジアの東北をめぐって
金子遊 著
虐げられたサハリン、北海道・東北、「満州」(中国東北部)・シベリア、イサーン(東北タイ)を見て歩く
どうしてその土地は北東部ではなく「東北」と呼ばれるのか。中央権力から離れ、アジアの辺縁に置かれた「東北」各地を、先行する導師(作家・研究者)にみちびかれ、その地の言語・民俗・霊性に触れる。
2026年2月発売
定価2,420円(本体2,200円) ISBN:978-4-911356-12-8
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「食」のことわざを知る事典
「食」のことわざを知る事典
井筒清次 編
読んで面白い、民間に伝わる「食」のことわざ
・本書では、食事、飲食、食材、調理、作法など「食」に関わることわざに解説を付して、五十音順に配列しています。
・本書に収録したことわざは、日本古来より――なかでも江戸後期以降を中心に、民間に伝わっているものを収録しました。中国・西洋のことわざを一部いれました。
・巻末に五十音順に索引を付しました。気になったことわざは、索引から検索できます。
2026年1月発売
定価2,420円(本体2,200円) ISBN:978-4-911356-11-1
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魂の還る処[増補新版]
魂の還る処[増補新版]
谷川健一 著
死んだらどこへ行くのか。渚から望む西の海のかなた、妣(はは)の国へ……。
縄文・弥生の古代より、日本列島に住まう人々の心の奥に伝わってきた死後の世界=常世(とこよ)へのあこがれ。それは南の海を渡って辿りついた人々の望郷の思いとかさなり、〈日本人はどこから来たか〉を暗示する。2篇を加え、初の単行本化。
2025年11月発売
定価2,970円(本体2,700円) ISBN:978-4-911356-10-4
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現代文学と政治社会
現代文学と政治社会
綾目広治 著
格差社会のなか、文学と思想の現在を批評
自然災害やパンデミックが見舞われた中で、政治は権力化が進み、格差社会が到来している。その中で、芥川賞・直木賞作家たちの小説が、個人や社会とのかかわりをどうとらえて表現しているかを批評する。また、戦前から戦後社会を生き抜いた先行である作家・松本清張や井伏鱒二を論じる。
2025年10月発売
定価4,180円(本体3,800円) ISBN:978-4-911356-09-8
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奇人変人はみだし者ものがたり
奇人変人はみだし者ものがたり
前田速夫 著
はぐれ者、はみだし者、不器用な人間が好きだ!
NHK大河ドラマ『べらぼう』に登場した平秩東作、明治初期に牛鍋チェーンを展開した木村荘平、漱石の友人で帝大学長引退後は春画の蒐集家・狩野亨吉、グリコ森永事件の参考人・宮崎学、そして驚異のマルチ人間・橋本治など12人の「変人」ぶりを描く。
2025年9月発売
定価2,640円(本体2,400円) ISBN:978-4-911356-08-1
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生きとし生けるものへ
生きとし生けるものへ
窪島誠一郎「遺言」対談集
窪島誠一郎 他
窪島誠一郎(無言館館主)による「言葉の生前葬」
当年83歳となる戦没画学生慰霊美術館「無言館」館主・窪島誠一郎が「言葉の生前葬」として、5人の方々と語る。人間のいのちについて(中村桂子)、仏教の「無」と「空」(中村敦夫)、無言館にいたる人生と画家たち(古茂田杏子)、美術館をめぐる人と作品(酒井忠康)、文芸批評と美術館批評(斎藤美奈子)
2025年7月発売
定価1,980円(本体1,800円) ISBN:978-4-911356-07-4
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「満州」植民地文学の研究
「満州」植民地文学の研究
ジェンダーと他者からみる移民・引揚げ文学
蘇昊明 著
太平洋戦争敗戦時には280万人の日本人がいた中国東北部の「満州」。その満州での移民体験と敗戦時の引揚げ体験を描いた文学を〈「満州」植民地文学〉と捉え、ジェンダーと他者の視点を軸に解明する。「満州」に生まれ育った著者がそれを基点とし、〈植民地文学〉の代表的な作家と作品を研究する。
2025年5月発売
定価3,850円(本体3,500円) ISBN:978-4-911356-06-7
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文豪のスケッチブック
文豪のスケッチブック
酒井忠康 著
「画文交響」、出会いと交流の想い出
井伏鱒二の人物スケッチ、中野重治の墨筆の自画像、川端康成の国宝ともなった蒐集品の数々など、鎌倉や世田谷の美術館勤めで出会った文学者たちと、その美術作品とのかかわりを想い出深く描く「画文交響」のエッセイ。《図版7点入り》
2025年4月発売
定価2,640円(本体2,400円) ISBN:978-4-911356-05-0
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詩集 琵琶
詩集 琵琶
川田絢音 著
当年85歳になる詩人は、長年、イタリア・ヴェローナに一人住まい。その詩人のたった一人の肉親である妹が、コロナ禍のなか、京都で亡くなった。「放浪する孤高の詩人」(三浦雅士氏)が亡き妹に寄せる、研ぎ澄まされた鎮魂の詩篇。多くの詩人・批評家たちから好評を得た前作『こうのとりの巣は巡る』につづく最新詩集。
2025年3月発売
定価2,530円(本体2,300円) ISBN:978-4-911356-04-3
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在日朝鮮人文学論
在日朝鮮人文学論
【附:T 井上光晴文学と「朝鮮(人)」U「共苦」する魂―小林勝と「朝鮮」】
黒古一夫 著
いま何故、在日朝鮮人文学なのか
昭和100年=戦後80年を迎えるにあたって、またも歴史の隠蔽や歪曲を唱える「歴史修正主義」が跋扈し始めている。在日朝鮮人たちによる文学はそれに抗するだけでなく、自らの存立を問い続ける文学として、戦後文学の中で独特の光彩を放っていた。本書は、金達寿や金石範らの在日朝鮮人一世から李恢成・金鶴泳ら在日二世、さらに李良枝、柳美里また思想家・尹健次、姜尚中などを論じる。
2025年2月発売
定価3,520円(本体3,200円) ISBN:978-4-911356-03-6
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秘境アジア探訪記
秘境アジア探訪記
ゾミアの少数民族フィールドワーク
金子 遊 著
ヒマラヤ・雲南・東南アジアの山地(=ゾミア)を訪ねあるき、弥生文化の原郷をみる。
東ヒマラヤ高地の入れ墨・鼻飾り習俗、雲南ワ族の首狩り習俗、ハニ族の棚田、タイ北部アカの村の鳥居、ヴェトナム中部高原の墓放棄祭の仮面神など、列島・沖縄の民俗・習俗との類縁をたどる。
2025年1月発売
定価2,640円(本体2,400円) ISBN:978-4-911356-02-9
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野村純一 怪異伝承の世界
野村純一 怪異伝承の世界
大島廣志 編
精霊・鬼・化物・幽霊の正体を明かす
〈都市伝説〉研究の先駆けとなった「口裂け女」や「ニャンバーガー」、昔話に登場する鬼や幽霊、化け猫、さらに民俗事象とのかかわりの深い本所や新潟の「七不思議」や「六部殺し」「百物語」「ザシキワラシ」など、昔話・伝説・世間話・都市伝説の全分野で怪異伝承論を展開した民俗学者の記念碑的論考をまとめる。
2024年10月発売
定価3,630円(本体3,300円) ISBN:978-4-911356-01-2
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現代の怪異あるいは怪異の現代
現代の怪異あるいは怪異の現代
現代怪異研究小論集
及川祥平 編著
日常の変容と怪異の相関を、民俗学からアプローチする
「くねくね」や自己責任系怪談、2ちゃんねる「死ぬほど洒落にならない怖い話」など、ネットで展開された怪談・ネットロアを、スレッド資料を挙げて論じる。また『新耳袋』『山怪』「ザシキワラシ」「学校の怪談」などの書籍・雑誌・テレビなどのメディアに現れた怪異現象を、調査・取材して論じる若手研究者による論集。
2024年9月発売
定価2,640円(本体2,400円) ISBN:978-4-911356-00-5
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