新刊案内

美術の眼 2
美術の眼 2  窪島誠一郎コレクシオンU
窪島誠一郎 著
コレクター・美術館主として半世紀にわたり、近現代日本の美術作家と作品に接した中から、21人の作家とその最期の絶筆作品・代表作を批評
[収録画家] 松本竣介 靉光 野田英夫 広幡憲 神田日勝 大江正美 高間筆子 立原道造 宮芳平 古賀春江 小出楢重 青木繁 岸田劉生 横山操 梅原龍三郎 西郷孤月 鴨居玲 香月泰男 伊澤洋 佐藤哲三 長谷川利行 村山槐多
2020年8月発売
定価2,680円(税込み)
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「団塊世代」の文学
「団塊世代」の文学
黒古一夫 著
「内向の世代」以降=1980年代以降を跡づける現代日本文学史のための作家論
戦争世代を親に持ち、戦後のベビーブームのなかで育ち、1960年代末の政治・社会・文化の変動を経験した「団塊世代」の作家たち――。本書は、「内向の世代」以降=1980年代以降、空白となっている現代日本文学史を埋める試みとして、7人の作家論を提出する。
2020年6月発売
定価2,680円(税込み)
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世界反ファシズム戦争における中国抗戦の歴史的地位
世界反ファシズム戦争における
中国抗戦の歴史的地位
胡徳坤 他 著 呂衛青・神田英敬 訳 黒古一夫 監修
中国現代史家による最新の「第2次世界大戦史」「中日戦争史」
1931年の「九・一八事変」(柳条湖事件)を起点とする日中戦争から、1945年8月に終結を迎える太平洋戦争まで、日本の中国侵略と中国の抗戦の模様を、日本側の資料(防衛庁戦史室『戦史叢書』やみすず書房『現代史資料』など)を駆使しつつ論証する。また、第2次世界大戦終結に向けた中国外交(蒋介石)の動きとその評価を、現在の視点から論じている。本書は、中国における近現代史の権威である胡徳坤を中心にまとめられた最新の「第2次世界大戦史」「中日戦争史」である。
2020年5月発売
定価9,350円(税込み)
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美術の眼 窪島誠一郎コレクシオンT
美術の眼  窪島誠一郎コレクシオンT
窪島誠一郎 著
コレクター・美術館主が選んだ33人の作家と36の作品
半世紀にわたり、近現代日本の美術作家と作品に接した中から、33人の作家と36の作品を紹介。コレクター・美術館主としての経験を活かし、日本を代表する洋画家・日本画家、メインストリームから外れた画家、夭折画家、詩人画家をエッセイとして綴る。
2020年5月発売
定価2,680円(税込み)
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万葉の紫と榛の発想――恋衣の系譜
万葉の紫と榛の発想――恋衣の系譜
畠山 篤 著
〈紫〉は王侯貴族の染色文化ではなく、一般庶民の信仰と恋愛の習俗が反映していた
万葉集に「紫」を読み込んだ17種の歌を考察し、その「紫」の歌がなぜ恋情発想をとるのか。著者はその歌のもとに、男女和合の饗宴〈薬狩り〉=成人戒をみる。また同じく万葉集に「榛(はり)」(はんのき)を読み込んだ歌である「近江遷都歌」のモデルに大和・三輪地方の古歌をみる。それはさらにさかのぼり、古事記・雄略記の「赤猪子伝承」にたどる。本書は、万葉集などの「色衣」の歌から、古代の民衆の習俗・神話を探る論考である。
2020年2月発売
定価2,420円(税込み)
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黒古一夫 近現代作家論集 第6巻
黒古一夫 近現代作家論集 第6巻
黒古一夫 著
三浦綾子論 灰谷健次郎論 井伏鱒二論
1000万円懸賞小説入選作『氷点』で一躍「国民作家」となった三浦綾子は、常に社会的な関心のもとに、キリスト者として北海道で創作活動をした。ベストセラー『兎の眼』『太陽の子』などの〈児童小説作家〉灰谷健次郎は、教育はもちろん沖縄や環境問題を入れ込んだ作品を創作したが、そこから読み取れる作家の実像はいかなるものだったのか。太宰治との関わりで知られる井伏鱒二の作家歴は長く、戦前から戦後にわたり『山椒魚』『遙拝隊長』『黒い雨』など名作を生みだした。
2019年12月発売
定価5,280円(税込み)
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一日の光 あるいは小石の影
一日の光あるいは小石の影
森内俊雄 著
小説世界を支える日常生活と読書。30余年にわたるエッセイ集成
80歳を過ぎた老年の日常から、戦争末期の少年の記憶を辿る。あるいは結婚、こどもの誕生、また編集者時代の仕事(『定本坂口安吾全集』『椎名麟三全集』『岡本かの子全集』等)、数々の文学賞受賞の思い出。カソリック教徒として聖書はもちろん、『正法眼蔵』『徒然草』蕪村からシャルダン、ベイユ、エリオット、ロレンスなどの海外哲学・文学、さらには虚子、蛇笏の俳句、漱石・鴎外、内田百フ、吉田健一等の小説、レイ・ブラッドベリなどのSF、果ては電子書籍まで、読書をめぐるエッセイ。これらが、幽玄、夢魔的と称される〈森内文学〉の小説世界と同等に表現され、老境の軽妙さも加わった30年ぶりのエッセイ集となっている。
2019年12月発売
定価4,180円(税込み)
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黒古一夫 近現代作家論集 第5巻
黒古一夫 近現代作家論集 第5巻
黒古一夫 著
小田実論 野間宏論 辻井喬論
「べ平連」の活動や差別問題への発言で知られる小田実は、「タダの人=チマタの人」の生活と現実をその創作と行動の根本に据えて活動した。またそれに先立ち、戦後文学の金字塔『暗い絵』で登場した野間宏は、戦前戦後、被差別部落への働きかけや日本共産党党員として活動する経歴の中から、フランス文学・思想から得た「全体小説」を試みた。一方、辻井喬は、戦後の日本共産党員としての挫折を経て、衆議院議長であった父・堤康次郎が創業した「西武・セゾングループ」の跡を継ぐ傍ら、政治体験や家族の葛藤をもとに「自伝的」小説を著わす。
2019年11月発売
定価5,280円(税込み)
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黒古一夫 近現代作家論集 第1巻
黒古一夫 近現代作家論集 第1巻
黒古一夫 著
北村透谷論 小熊秀雄論
明治期、昭和戦前期に権力と戦い、生活と戦った二人の詩人・思想家。
明治期、自由民権運動の挫折をもとに、日本近代文学史上、画期をなす詩・散文を展開した北村透谷。昭和戦前期、権力の弾圧により転向者が続出するなか、プロレタリア詩・『流民詩集』を書き続けた小熊秀雄。これら二人の作品を辿り、生涯を跡づける作家論集。
2019年10月発売
定価5,280円(税込み)
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戦後思想の修辞学 谷川雁と小田実を中心に
戦後思想の修辞学――谷川雁と小田実を中心に
北野辰一 著
「べ平連」の小田実、「大正行動隊」の谷川雁。戦後に屹立する二人の行動的思想家の表現をめぐって
時代は、情報管理が人々の自由を奪い、貧困を深刻なものとし、自然災害の頻発する列島に住む人々の危機意識は薄く、原発廃棄や少子高齢化問題はいまだ手つかずのまま……。これらの危機的な状況をふまえて……イロニーとして私の脳裏には谷川雁と小田実が存在した。……共に内在性を重んじた修辞学に今なお言葉の力をみいだせる戦後思想としての谷川雁と小田実である。
2019年9月発売
定価2,750円(税込み)
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黒古一夫 近現代作家論集 第4巻
黒古一夫 近現代作家論集 第4巻
黒古一夫 著
村上龍論 立松和平論
全共闘世代の作家として出発した二人。高度成長終焉後の葛藤を小説化
2019年8月発売
定価5,280円(税込み)
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京都詩人傳 一九六〇年代詩漂流記
京都詩人傳――一九六〇年代詩漂流記
正津勉 著
疾風怒濤の60年代〈現代詩〉、5人の閉鎖京都系詩人たちを描く
戦後現代詩の曲がり角―1960年代から70年代初めに活躍した天野忠、大野新、角田清文、清水哲男、清水昶らの詩と生涯を描く。石原吉郎、谷川雁、鶴見俊輔、双林プリント、三月書房(宍戸恭一)、米村敏人、佐々木幹郎など、同時代の詩的交友圏の人々も登場する、回想的詩人論。
2019年8月発売
定価2,200円(税込み)
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黒古一夫 近現代作家論集 第3巻
黒古一夫 近現代作家論集 第3巻
黒古一夫 著
村上春樹論
1980年代以降、日本および世界で多くの読者を獲得した村上春樹文学を位置づける
2019年7月発売
定価4,180円(税込み)
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黒古一夫 近現代作家論集 第2巻
黒古一夫 近現代作家論集 第2巻
黒古一夫 著
大江健三郎論 林京子論
昭和戦後から平成と、苦難を背負って独自の文学を切り開いた2人の作家
2019年6月発売
定価4,180円(税込み)
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生命と直観――よみがえる今西錦司
生命と直観――よみがえる今西錦司
富岡幸一郎 著
今西「自然学」に共棲としての世界観をみる
「3.11」は、巨大な災厄であるとともに近代科学イデオロギーの破綻の宣告であった。今西錦司の思想に、この危機的状況を乗り越えるヒントがあるのではないか。
2019年5月発売
定価1,760円(税込み)
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石川達三の文学――戦前から戦後へ、「社会派作家」の軌跡
石川達三の文学――戦前から戦後へ、「社会派作家」の軌跡
呉恵升 著
戦時下「戦争協力」資料を発掘!!
戦前に『蒼氓』で第1回芥川賞、『生きてゐる兵隊』発禁処分、戦後には社会派作家として『人間の壁』『金環蝕』『風にそよぐ葦』や『青春の蹉跌』『僕たちの失敗』などを描いた石川達三を実証的に批判する。
2019年3月発売
定価3,080円(税込み)
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