新刊案内

折口信夫 死と再生、そして常世・他界
やま かわ うみ 別冊
折口信夫 死と再生、そして常世・他界
小川直之 編
「死は死ではなく、生の為の静止期間であった」(「若水の話」)
折口信夫が〈古代研究〉として、国文学と民俗学を辿って明らかにしたのは、「魂」の死生観が古代人に存したことにあった。「外来魂」をキーワードに「死と再生」を説く折口は一方で、古典解釈や沖縄民俗探訪から「常世・他界」という古代人の世界観を論じる。従来の死生観が問われている現在、折口信夫の死生観と、それを反映して書かれた小説「死者の書」を収録する。
2018年4月発売
定価2,376円(税込み)
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余薀孤抄
余蘊孤抄(ようんこしょう) 碩学の日本史余話
嵐 義人 著
元歴史教科書調査官による、知られざる歴史余話
東大寺大仏開眼式で、だれがどのようにして瞳を入れたのか。「桜色」「みどりご」など伝統的な色はどのような色だったのか。太宰府天満宮所蔵の国宝「翰苑」の実際、元伊勢籠神社の国宝「海部氏系図」、上杉神社と洛中洛外図など神社所蔵の古典籍にかんする余録……。ながく文部省の歴史教科書調査官をつとめた元國學院大學神道文化学部教授による、研究者注目の日本史余話。
2018年2月発売
定価2,700円(税込み)
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氷上のドリアン・グレイ
氷上のドリアン・グレイ
美しき男子フィギュアスケーターたち
鈴木ふさ子 著
5人のスポーツ・ノンフィクション
羽生結弦/高橋大輔/ブライアン・ジュベール/トマシュ・ヴェルネル/ジョニー・ウィアー…5人の男子フィギュアスケーターたちの滑りの美を、実際の競技人生をインタビューをまじえて辿りつつ、彼らが演じたシェイクスピアなど英仏文学の登場人物に擬して描く。
2018年1月発売
定価1,944円(税込み)
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〈感動の体系〉をめぐって 〈感動の体系〉をめぐって 谷川雁 ラボ草創期の言霊
松本輝夫 編
〈工作者〉谷川雁の次世代への教育実践と思想
1960年代初頭、九州での「サークル村」や筑豊・大正行動隊の〈革命運動〉から「転身」をはかった谷川雁がつぎに実践したのは、こどもたちへの言語・教育活動だった。テック(ラボ教育センター)での、1966〜80年までの谷川雁の未公刊の論考・エッセイ・発言集。
2018年1月発売
定価3,780円(税込み)
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現代女性文学を読む フェミニズム/ジェンダー批評の現在
現代女性文学を読む 山姥たちの語り
水田宗子・小林富久子・長谷川啓・岩淵宏子・北田幸恵 著
女である自分、女としての個人
21世紀になって、女性作家の読み方、作家自身の性差意識、性差思想、テーマも大きく変化し、飛躍してきた。本書では、現代女性文学の担い手が、何を発見し、どのような領域に踏み込んでいったかを探る。
2017年12月発売
定価2,700円(税込み)
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