読むこと 観ること 読むこと 観ること
窪島誠一郎 著
四六判並製/カバー装
本文176頁
2024年3月発売
定価1,980円(本体1,800円)
ISBN:978-4-908028-93-9
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「活字離れ」「絵離れ」に異論あり!
「紙の本」はそれ自体が「ひとつの表現物」――、読書や絵画鑑賞は「たたずむ時間の中で作家と自己との対話」である――、その空間を提供するものとして図書館や美術館がある――。私設の図書館・美術館館主による読書・鑑賞について学ぶエッセイ。
目次
 はじめに――「読むこと」と「観ること」
1章 美術館と図書館
2章 「活字離れ」と「絵離れ」
3章 「絵を読む」「本を観る」
4章 ツン読≠フ歓び
5章 「読む」より「買え」
6章 書棚は一冊の辞書
7章 「感想文」より「感動文」を
8章 「本」と旅に出よう
9章 オリーヴの読書館
 少し長めのあとがき――ある「幻の図書館」のことなど
編者紹介
窪島誠一郎(くぼしま・せいいちろう)
1941年、東京生まれ。印刷工、酒場経営などへて、79年、長野県上田市に夭折画家の素描を展示する「信濃デッサン館」(現KAITA EPITAPH 残照館)を創設、1997年、隣接地に戦没画学生慰霊美術館「無言館」を開設。2005年、「無言館」の活動により第53回菊池寛賞受賞。2016年、平和活動への貢献により第1回澄和フューチャリスト賞受賞。おもな著書に『父への手紙』(筑摩書房)、『信濃デッサン館日記』T〜W(平凡社)、『無言館ものがたり』(第46回産経児童出版文化賞受賞・講談社)、『鼎と槐多』(第14回地方出版文化功労賞受賞・信濃毎日新聞社)、『父 水上勉』『母ふたり』『「自傳」をあるく』『流木記』(白水社)、『最期の絵 絶筆をめぐる旅』(芸術新聞社)、『夭折画家ノオト』『蒐集道楽』『愛別十景 出会いと別れについて』詩集『のこしてゆくもの』『窪島誠一郎コレクシオン』全5巻『枕頭の一書』(アーツアンドクラフツ)など多数。
※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
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