人文・歴史(64冊)
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魂の還る処[増補新版] |
| 谷川健一 著 | |
| 死んだらどこへ行くのか。渚から望む西の海のかなた、妣(はは)の国へ……。 縄文・弥生の古代より、日本列島に住まう人々の心の奥に伝わってきた死後の世界=常世(とこよ)へのあこがれ。それは南の海を渡って辿りついた人々の望郷の思いとかさなり、〈日本人はどこから来たか〉を暗示する。2篇を加え、初の単行本化。 |
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| 2025年11月発売 | |
| 定価2,970円(税込み) | |
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| 秘境アジア探訪記 ゾミアの少数民族フィールドワーク |
| 金子遊 著 |
| ヒマラヤ・雲南・東南アジアの山地(=ゾミア)を訪ねあるき、弥生文化の原郷をみる。 東ヒマラヤ高地の入れ墨・鼻飾り習俗、雲南ワ族の首狩り習俗、ハニ族の棚田、タイ北部アカの村の鳥居、ヴェトナム中部高原の墓放棄祭の仮面神など、列島・沖縄の民俗・習俗との類縁をたどる。 |
| 2025年1月発売 |
| 定価2,640円(税込み) |
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野村純一 怪異伝承の世界 |
| 大島廣志 編 | |
| 精霊・鬼・化物・幽霊の正体を明かす
〈都市伝説〉研究の先駆けとなった「口裂け女」や「ニャンバーガー」、昔話に登場する鬼や幽霊、化け猫、さらに民俗事象とのかかわりの深い本所や新潟の「七不思議」や「六部殺し」「百物語」「ザシキワラシ」など、昔話・伝説・世間話・都市伝説の全分野で怪異伝承論を展開した民俗学者の記念碑的論考をまとめる。 |
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| 2024年10月発売 | |
| 定価3.630円(税込み) | |
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現代の怪異あるいは怪異の現代 現代怪異研究小論集 |
| 及川祥平 編著 | |
| 日常の変容と怪異の相関を、民俗学からアプローチする 「くねくね」や自己責任系怪談、2ちゃんねる「死ぬほど洒落にならない怖い話」など、ネットで展開された怪談・ネットロアを、スレッド資料を挙げて論じる。また『新耳袋』『山怪』「ザシキワラシ」「学校の怪談」などの書籍・雑誌・テレビなどのメディアに現れた怪異現象を、調査・取材して論じる若手研究者による論集。 |
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| 2024年9月発売 | |
| 定価2,640円(税込み) | |

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