| 2009/12/14 | ||
| 気谷誠 著『西洋挿絵見聞録』、週刊文春12月17日号にて紹介(鹿島茂 評) | ![]() 西洋挿絵見聞録 |
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| 気谷さんの凄いところは書誌学的な知識に非常に詳しく、手に入れようとする(あるいは手に入れた)本の情報を徹底的に調べ尽くしたことだ。この意味で、本書はフランス古書に親しもうとする者にとって最高の指針となるにちがいない。 | ||
| 2009/08/10 | ||
| 佐藤公一著『小林秀雄の超=近代』、図書新聞2009年8月15日2930号にて紹介 | ![]() 小林秀雄の超=近代 |
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| 小林秀雄について論を立てる時、否定的になるか肯定的になるかはっきり分かれる。著者の立場は後者、肯定派である。本書は小林の『近代絵画』を素材に美術、色彩について論じるのだが、小林の感覚がとらえる美をさらに噛み砕いて解説する、というかたちになる。いわば小林の書いたテクストを講義するのである。(略)断定的な小林の文章は解釈が必要であり、解読はその読者の責任である。しかし、批評家としての食指もまた、そこにはたらくのである。 | ||
| 2009/08/10 | ||
| 秋山 駿・富岡 幸一郎編『私小説の生き方』、東京新聞2009年7月19日にて紹介 | ![]() 私小説の生き方 |
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| 人生を作品化し、作品の中で実人生を生きる特異な文芸である私小説。読み巧者の文芸評論家が、〈人生〉と〈夫婦と恋人〉〈家族〉の三テーマにそって、太宰治や牧野信一、藤枝静男ら十八人の作家の名作を選び、その根強い人気と底流する思想を語る。また結婚や老い、貧困など人生の転機や苦難を迎える心構えもこめられている。 | ||
| 2009/07/21 | ||
| 秋山 駿・富岡 幸一郎編『私小説の生き方』、小学館「本の窓」2009年8月号にて紹介 | ![]() 私小説の生き方 |
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| 戦後文学はもちろん、村上春樹の『1Q84』もふくめ、なんだか文学がずいぶん遠くなってしまった。日常生活では、問題が山積しているにもかかわらず、どうも文学は頼りにならない。昔は「困ったら小説を読め」ということで、確かに役に立ったのですが……。
本書は、明治の田山花袋から昭和40年代の藤枝静男まで、18人の私小説家が、貧困・介護・老い・結婚など、人生の難問に立ち向かった小説集です。これらを読むと、昔も今も、「何も変らないじゃないか」と思います。(一部抜粋) | ||
| 2009/06/16 | ||
| 小川和佑著『辻井喬 ――創造と純化』、詩マガジン「PO」2009年夏号にて紹介(尾崎まこと 評) | ![]() 辻井喬 |
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| 小川氏の文章を読み進めると、一枚一枚、「隠喩」というお札をはがされ次第に辻井さんの全貌が顕わになってくる。そのスリルと喜び、をぜひみなさんにも味わっていただきたい。(略)戦後半世紀を越え、時代とがっぷり四つの戦いを繰り広げてきた巨大な辻井文学を素材に選ぶことによって、文学と日本文化の危機を鋭敏に感受し的確に指摘してきた文芸評論家の、書かれるべくして書かれた、私たちの道標のような本であると思う。 | ||
| 2009/03/16 | ||
| 野村純一著『昔話の旅 語りの旅』、東京新聞2009年3月1日にて紹介 | ![]() 昔話の旅 語りの旅 |
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| この半世紀で生活は大きく変わったが、変われば変わるほど、昔話の思い出や、そこから再現された古人の暮らしや心は輝いて見える。フォークロアの根強い人気に支えられ読まれている。 | ||
| 2009/02/25 | ||
| 益田祐作著『行動する眼』、月刊「みすず」2009年1・2月号にて紹介 | ![]() 行動する眼 |
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| 益田祐作氏が、自ら企画した展覧会のたびに書き続けた作家論の集大成。現代では独自の行動が、経済性からも、業界からも、メディアからも、いかに遠く隔たっていることか。そのリスクのすべてを引き受けつつ綴られた批評の透明度と迫力は、そこらの美術批評では及びもつかない。 | ||
| 2008/12/05 | ||
| 益田祐作著『行動する眼』、福井新聞2008年11月6日にて紹介 | ![]() 行動する眼 |
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| 著者は、1991年から2006年まで東京で画廊「ギャルリーMMG」を開いていた益田祐作さん。自ら国内外に赴き、有名無名にかかわらず独自の哲学で選んだ作家に展示会を持ち掛けた人物だ。展示会では、益田さんが熱っぽくつづる作家論入りのパンフレットがつくられた。本書にはこの中から国内外44人分を収録。本県からは橿尾さん、現代書家の山本廣さん(鯖江市)、現代美術作家の岩本宇司さん(福井市)の3人を取り上げた。 | ||
| 2008/12/05 | ||
| 野村純一著『昔話の旅 語りの旅』、「Well Life」2008年10月号にて紹介 | ![]() 昔話の旅 語りの旅 |
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| ネズミと人間の深い友好、食をめぐる根源的なテーマなど、昔話・口承文芸学の第一人者が東北地方から中国、インドまでを訪ね歩く。啓示や示唆に富む味わい深いエッセイ。 | ||
| 2008/12/05 | ||
| 野村純一著『昔話の旅 語りの旅』、「こどもとしょかん」2008年夏号にて紹介 | ![]() 昔話の旅 語りの旅 |
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| 昨年逝去した口承文芸学の第一人者の昔話に関する既出随筆を集成。雪国は他所に比べてより良く昔話を伝えてきたという著者が、11篇の昔話を紹介する「雪国の昔話」他23篇。 | ||
| 2008/10/01 | ||
| 富岡幸一郎編『温泉小説』収載、織田作之助著『雪の夜』J-Bstyle 2008年10-11月号にて紹介 | ![]() 温泉小説 |
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| 『別府の道頓堀』とも呼ばれた繁華街、流川通りは多くの文学作品に描かれてきた。織田作之助の短編小説はその代表格。大晦日の流川通り。落ちぶれた易者・坂田の前に、かつての恋敵が現れる。読めば別府の街歩きがより楽しめるはず。 | ||
| 2008/10/01 | ||
| 正津勉著『嬉遊曲』、山と渓谷 2008年10月号にて紹介(浜田優 評) | ![]() 嬉遊曲(特装版) |
![]() 嬉遊曲(普及版) |
| 山を往く新詩集である。(中略)本書には、山行途中に遭遇した草木や鳥獣虫魚とのつかのまの交情を、簡潔にリズミカルに切り取った詩篇が並ぶ。(中略)詩人の山旅はまだまだ終わらない | ||
| 2008/09/01 | ||
| 正津勉著『嬉遊曲』、山の本 2008年秋号にて紹介(山本正雄 評) | ![]() 嬉遊曲(特装版) |
![]() 嬉遊曲(普及版) |
| 平易な言葉で紡がれる深遠な世界。著者が十余年にわたって山を逍遙するうちに出会った山川草木、鳥獣虫魚、雲風湯酒が独特なリズムと語り口で淡々と詠われている。(中略)普段から詩というものにあまり親しんで来なかった評者にも十分楽しめる内容だ。 | ||
| 2008/09/01 | ||
| 益田祐作著『行動する眼』、美術の窓 2008年9月号にて紹介 | ![]() 行動する眼 |
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| 今は無きギャルリーMMGの軌跡(中略)画家・野見山暁治氏がまえがきで『日本の画廊での唯一の良心だった』と語るMMG、その閉廊が惜しまれる。 | ||
| 2008/07/01 | ||
| 益田祐作著『行動する眼』、芸術新潮 2008年7月号にて紹介 | ![]() 行動する眼 |
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| 本書には、15年にわたりユニークな企画展を繰り広げたこの画廊の主人が書き綴った現代美術に関する評論や作品論がまとめられている。
(中略) ここにあるのは、自らの眼と感動を信じ、安直に傾く現代美術の流れに抗して戦った男の熱い記録である。 |
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| 2008/05/15 | ||
| 野村純一著『昔話の旅 語りの旅』、2008年5月11日の東京中日新聞で紹介 | ![]() 昔話の旅 語りの旅 |
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| 2008/04/30 | ||
| 野村純一著『昔話の旅 語りの旅』、2008年4月27日の朝日新聞で紹介 | ![]() 昔話の旅 語りの旅 |
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| 2008/04/10 | ||
| 野村純一著『昔話の旅 語りの旅』、2008年4月6日の産経新聞で紹介(赤坂憲雄 評) 記事全容はこちら |
![]() 昔話の旅 語りの旅 |
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| この小さな書物は、細部に眼を凝らす者らにたいして、いくつもの啓示に満ちた発見をもたらすにちがいない。それにしても、いまも昔話の旅は可能か、と呟かずにはいられない。(一部抜粋) | ||
| 2008/04/10 | ||
| 野村純一著『昔話の旅 語りの旅』、2008年3月30日の毎日新聞で紹介(池内紀 評) 記事全容はこちら |
![]() 昔話の旅 語りの旅 |
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| 『昔話の旅 語りの旅』には、1970年代半ばから20年あまりの間につづられた24編が収めてある。雪国が昔話の宝庫であって、主に囲炉裏で語られてきた。それはよく言われることだが、そこで聞き取った話と類話を引きくらべ、雪国に生きる人々の「屈曲した発想を垣間見る思い」を書きとめるのは、なかなかできないことだろう。(一部抜粋) | ||
| 2008/01/28 | ||
| 服部満千子著『伊子と資盛』、2008年1月24日の東京新聞(夕刊)で紹介 | ![]() 伊子と資盛 |
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| 2007/09/16 | ||
| 佐藤公一著『小林秀雄のコア』、2007年9月16日の東京新聞で紹介 | ![]() 小林秀雄のコア |
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| そもそも小説を批評するという行為はどういう意味を持つのか。文学に内在する力、芸術が生み出すものとは何なのだろうか。小林秀雄の文芸批評に対する初期のスタンスをひもとき、その後生涯にわたり彼が貫いた印象批評の核心を照射した一冊。プロレタリア文学とのかかわり、中野重治やモーツァルトへの共振など軌跡をたどりながら、この稀有な文学者の全体像に迫る。 | ||
| 2007/07/12 | ||
| 小川和佑著『花とことばの文化誌』、2007年7月12日の東京中日新聞で紹介 | ![]() 花とことばの文化誌 |
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| 五節句、唱歌と童謡、古典文学や現代文学にあらわれた花を渉猟し、花とともにあった生活、花によせたことばのことばの力を見つめ直す。 | ||
| 2007/07 | ||
| 杉原志啓著『音楽の記憶』、2007年7月号の表現者で紹介 | ![]() 音楽の記憶 |
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| これからは歌謡曲の範疇にJ-POPと呼ばれるものを含めた音楽批評が、日本の流行歌=POPSというカテゴリーで成熟しなければならないのだが、本書はそんな画期的な、革命的な概念構築に寄与する一冊であることも付記しておきたい | ||
| 2007/07 | ||
| 小川和佑著『桜と日本文化』、2007年7月5日号のサライで紹介 | ![]() 桜と日本文化 |
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| 記紀から現代小説まで桜のイメージの変遷史 | ||