異境の文学 小説の舞台を歩く 異境の文学小説の舞台を歩く
金子 遊 著
四六判上製/カバー装
本文208頁
2016年8月発売
定価2,376円(税込み)
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書評
毎日新聞 2016年11月20日付
東京新聞・中日新聞 2016年10月23日付
『異境の文学』刊行記念、トークイベント&サイン会開催のお知らせ
金子遊さん×富岡幸一郎さんトークイベント&サイン会
「異境の日本語文学を旅して歩く」が
紀伊國屋書店新宿本店8階イベントスペースで開催されました
写真=井上喜代司「奥天竜―愛知・花祭」
写真=井上喜代司「奥天竜―愛知・花祭」
荷風・周作のリヨン、中島敦のパラオ、
江藤淳のアメリカ、山川方夫の二宮、
川崎長太郎の小田原、
藤枝静男の天竜川・大井川
彼らの文学作品をフィールドワーカーとしての民俗学的な目線で見てみたいと考えた。ある意味では民俗学というものも文学であり、個々人が創作する物語の源流には、その土地性にもとづいた名もなき人たちの伝承的な想像力が流れこんでいる。(「あとがき」より)
目次
I 異境の日本語文学
 ローヌの河岸にたたずむ者 永井荷風と遠藤周作のリヨン
 憂鬱なミクロネシア 中島敦のパラオ
 曖昧な日本の私がたり 江藤淳のアメリカ
II 私小説のローカリティ
 西湘の蒼い海 山川方夫の二宮
 苦界と周縁 川崎長太郎の小田原
 水系の想像力 藤枝静男の天竜川・大井川
あとがき
著者紹介
金子 遊(かねこ・ゆう)
1974年、埼玉県生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒。現在、同学部非常勤講師。映像作家・批評家・民族誌学。「批評の奪還 松田政男論」で映画芸術評論賞・佳作、「弧状の島々 ソクーロフとネフスキー」で三田文学新人賞(評論部門)受賞。著書に『辺境のフォークロア』(河出書房新社)、編著『フィルムメーカーズ 個人映画のつくり方』(アーツアンドクラフツ)、編者『逸脱の映像』松本俊夫著(月曜社)。共編著『クリス・マルケル―遊動と闘争のシネアスト』(森話社)、『国境を超える現代ヨーロッパ映画250 移民・辺境・マイノリティ』(河出書房新社)、共著に『吉増剛造 Constellation 星座』(矢立出版)、『アジア映画の森』(作品社)、『アイヌ民族否定論に抗する』(河出書房新社)、『吉本隆明論集』(アーツアンドクラフツ)、『アジア映画で〈世界〉を見る』(作品社)など。ドキュメンタリーマガジン「neoneo」編集委員。
※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
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