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異境の文学 | 小説の舞台を歩く |
金子 遊 著 | ||
四六判上製/カバー装 | ||
本文208頁 | ||
2016年8月発売 | ||
定価2,420円(本体2,200円) | ||
ISBN:978-4-908028-15-1 | ||
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- 書評
- 『異境の文学』刊行記念、トークイベント&サイン会開催のお知らせ
- 写真=井上喜代司「奥天竜―愛知・花祭」

- 荷風・周作のリヨン、中島敦のパラオ、
江藤淳のアメリカ、山川方夫の二宮、
川崎長太郎の小田原、
藤枝静男の天竜川・大井川 - 目次
- I 異境の日本語文学
- ローヌの河岸にたたずむ者 永井荷風と遠藤周作のリヨン 憂鬱なミクロネシア 中島敦のパラオ 曖昧な日本の私がたり 江藤淳のアメリカ
- II 私小説のローカリティ
- 西湘の蒼い海 山川方夫の二宮 苦界と周縁 川崎長太郎の小田原 水系の想像力 藤枝静男の天竜川・大井川
- あとがき
- 著者紹介
- 金子 遊(かねこ・ゆう)
- 1974年、埼玉県生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒。現在、同学部非常勤講師。映像作家・批評家・民族誌学。「批評の奪還 松田政男論」で映画芸術評論賞・佳作、「弧状の島々 ソクーロフとネフスキー」で三田文学新人賞(評論部門)受賞。著書に『辺境のフォークロア』(河出書房新社)、編著『フィルムメーカーズ 個人映画のつくり方』(アーツアンドクラフツ)、編者『逸脱の映像』松本俊夫著(月曜社)。共編著『クリス・マルケル―遊動と闘争のシネアスト』(森話社)、『国境を超える現代ヨーロッパ映画250 移民・辺境・マイノリティ』(河出書房新社)、共著に『吉増剛造 Constellation 星座』(矢立出版)、『アジア映画の森』(作品社)、『アイヌ民族否定論に抗する』(河出書房新社)、『吉本隆明論集』(アーツアンドクラフツ)、『アジア映画で〈世界〉を見る』(作品社)など。ドキュメンタリーマガジン「neoneo」編集委員。
- ※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
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