やまかわうみ叢書(3冊)

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野村純一 口承文芸の文化学 野村純一 口承文芸の文化学
小川直之 編
河童火やろう(昔話)・ユングトゥ(沖縄歌謡)、伊曾保物語(仮名草子)、言語文化と「語り」の相関
昔話や伝説、世間話など、柳田國男が名づけた「口承文芸」研究の第一人者である野村純一が現場から築いた「語り」の研究と、「唄」や能楽・歌舞伎・文楽などの伝統芸能・大衆芸能などの言語文化との相関を取り上げる。
2022年12月発売
定価3,300円(本体3,000円) ISBN:978-4-908028-79-3
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大林太良 人類史の再構成をめざして 大林太良 人類史の再構成をめざして
後藤明 編
縄文人・倭人を人類史的視野で位置づける
戦後の第1世代として、日本の民族学を牽引してきた大林太良の業績を、3部に分けて概観する。縄文人や「邪馬台国」の倭人を東アジアやユーラシア内陸に起源をもつ環太平洋集団のどこに位置づけられるか、また日本の古代神話(『古事記』や浦島伝説など)の起源論だけでなく東西の神話の形成の比較研究や、さらに宇宙的表象(太陽・月、銀河・虹など)の世界観の人類史的研究――。〈大林学〉を知るための初めてのアンソロジー。
2022年9月発売
定価3,300円(本体3,000円) ISBN:978-4-908028-77-9
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宮田登 民俗的歴史論へ向けて 宮田登 民俗的歴史論へ向けて
川島秀一 編
都市や妖怪、災害、差別など独自の民俗学を展開
柳田國男亡き後の1970年代以降、都市や災害、差別、妖怪などの民俗資料から、歴史学と民俗学の双方に目配りした「民俗的歴史」を組み立てる必要性を説いた民俗学者の論考集成。「番町皿屋敷」や「江戸の七不思議」、「トイレの花子さん」など江戸・現代の都市怪異現象にも言及し、80年代の「都市民俗学」を支えた宮田登を再評価するアンソロジー。
2021年10月発売
定価2,860円(本体2,600円) ISBN:978-4-908028-65-6
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