京都詩人傳 一九六〇年代詩漂流記 border= 京都詩人傳 ――一九六〇年代詩漂流記
正津 勉 著
四六判並製/カバー装
本文272頁
2019年8月発売
定価2,200円(本体2,000円)
ISBN:978-4-908028-40-3
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疾風怒濤の60年代〈現代詩〉、5人の閉鎖京都系詩人たちを描く
戦後現代詩の曲がり角―1960年代から70年代初めに活躍した天野忠、大野新、角田清文、清水哲男、清水昶らの詩と生涯を描く。石原吉郎、谷川雁、鶴見俊輔、双林プリント、三月書房(宍戸恭一)、米村敏人、佐々木幹郎など、同時代の詩的交友圏の人々も登場する、回想的詩人論。
目次
天野忠
大野新
角田清文
清水哲男
清水昶
著者紹介
正津 勉(しょうづ・べん)
1945年福井県生まれ。72年、『惨事』(国文社)でデビュー。代表的な詩集に『正津勉詩集』『死ノ歌』『遊山』(いずれも思潮社)があるほか、小説『笑いかわせみ』『小説尾形亀之助』『河童芋銭』、エッセイ『詩人の愛』『脱力の人』(いずれも河出書房新社)、『詩人の死』(東洋出版)、評伝『乞食路通』(作品社)など幅広い分野で執筆を行う。近年は山をテーマにした詩集『嬉遊曲』『子供の領分―遊山譜』、小説『風を踏む―小説『日本アルプス縦断記』』、評伝『山水の飄客 前田普羅』、エッセイ『人はなぜ山を詠うのか』『行き暮れて、山。』『ザ・ワンダラー 濡草鞋者 牧水』(いずれもアーツアンドクラフツ)、『山川草木』(白山書房)、『山に遊ぶ 山を想う』(茗溪堂)など、ほかに『忘れられた俳人 河東碧梧桐』『「はみ出し者」たちへの鎮魂歌』(平凡社新書)がある。
※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
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