やま かわ うみ

『やま かわ うみ』とは

 人間と自然とのかかわりを歴史・民俗学・文学など多彩な視点で思考する自然民俗学誌。

 『やま かわ うみ』は、自然と人間の暮らしとの関わりを、多彩な視点から改めて捉えなおす媒体として2011年3月に出発しました。ところが出発した途端、東日本大震災に遭遇。急遽、3・11に焦点を当て、1年間にわたり特集を組みました。この災禍が、自然と人間との暮らしの関わりにおいて、極端かつ究極の露出であったという理由によります。
大震災など人間の暮らしに脅威となる自然は稀れですが、それも含めて自然との関わりは多彩です。ふだんの生活の中での山川草木、あるいは山野河海とのつながりと、そこでの経験も大いに大切にしていきたいと考えています。
 『やま かわ うみ』は、すでに自然と関わって生活している方から、これから暮らしの中に自然との関わりを深めようと考えている方――つまり自然に興味がある方ならだれでも――に読んでいただきたいと思っております。


野村純一 口承文芸の文化学
やま かわ うみ 叢書
野村純一 口承文芸の文化学
小川直之 編
河童火やろう(昔話)・ユングトゥ(沖縄歌謡)、伊曾保物語(仮名草子)、言語文化と「語り」の相関
昔話や伝説、世間話など、柳田國男が名づけた「口承文芸」研究の第一人者である野村純一が現場から築いた「語り」の研究と、「唄」や能楽・歌舞伎・文楽などの伝統芸能・大衆芸能などの言語文化との相関を取り上げる。
2022年12月発売
定価3,300円(本体3,000円) ISBN:978-4-908028-79-3
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