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中国法理学発展史
中国法理学発展史
李龍 著 呂衛清・神田英敬 訳
現代中国の法理学権威の代表作の日本語版
「人を以て本と為す」という中華法治文明の考え方から始め、中華民族五千年にわたる法の原理と哲学・思想を時代ごとに論ずる。古代では『尚書』『礼記』『呂氏春秋』『史記』などの歴史文献の法理思想から、孔子、老子、荘子や曹操、諸葛孔明などの法思想をたどり、近代では中華民国の法理学思想、さらに革命時の法理学理論から現代中国の法理学研究・教育までを論ずる。現代中国の法理学権威の代表作の日本語訳。
2024年8月発売
定価9,350円(本体8,500円)
ISBN:978-4-908028-99-1
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悟りと破戒と救済と
悟りと破戒と救済と
日本近代文学と仏教
綾目広治 著
「いのち」とは、「私」とは、「救い」とは何か。
大正から現代まで、仏教から深甚な影響を受けた10人の文学者の表現に分け入り、禅宗や浄土真宗などそれぞれの宗教との関わりを検証・批評する。
2024年8月発売
定価3,520円(本体3,200円)
ISBN:978-4-908028-98-4
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続 クラシック音楽の感動を求めて
続 クラシック音楽の感動を求めて
私を励まし生きる力を与えてくれた音楽
常盤 隆 著
闘病生活の中で得たあらたな「感動」の音楽体験。CD80枚紹介+小澤征爾論
「日本の音楽愛好家の姿」(「モーストリー・クラシック」)として前著を書評された著者の続編。本書では、末期がんに侵された著者が、その闘病生活の中で、「私を励まし、生きる力を与えてくれた音楽」としてCD80枚と小澤征爾の音楽を紹介する。
2024年7月発売
定価2,200円(本体2,000円)
ISBN:978-4-908028-97-7
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なぜ文芸時評は終わるのか
なぜ文芸時評は終わるのか
文芸時評2007−2022
田中和生 著
誰が、どんな小説を書いているのか? 日本文学の現在を見とおす時評集
戦後文学の理想の実現(終焉)を大江健三郎のノーベル文学賞受賞(1994年)と村上春樹の長篇小説『ねじまき鳥クロニクル』の刊行(1994−1995年)にみた著者は、「制度としての文芸時評」の終焉を迎えるなか、15年におよぶ悪戦苦闘の文芸時評を展開した。
2024年7月発売
定価3,850円(本体3,500円)
ISBN:978-4-908028-96-0
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   話題の本 新刊情報

心霊スポット考
心霊スポット考
現代における怪異譚の実態
及川祥平 著
「恐るべき出来事」が呼び起こす場所と記憶の文化
「心霊スポット」という言葉が、雑誌・テレビのメディアに使用され始めたのは1990年代前半。その後、「神奈川ジェイソン村」「新潟ホワイトハウス」「八王子首なし地蔵」など、「恐るべき出来事」が語られる空間=訪れる場所としての「心霊スポット」は、インターネットの普及とともに隆盛を極めていく。本書では、「心霊スポット」という「語り」が成り立つ前史を概観し、テレビやネットで展開される実態を調査する。また、「将門塚」や「八王子城跡」など現代でも語りつがれる「心霊スポット」を検証する。
2023年5月発売
定価3,300円(本体3,000円)
ISBN:978-4-908028-85-4
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お勧めの本

昔話・伝説を知る事典
昔話・伝説を知る事典
野村純一・佐藤凉子・大島廣志・常光徹 編
日本災い伝承譚
日本災い伝承譚
大島廣志 編

読むこと 観ること
読むこと 観ること
窪島誠一郎 著
「活字離れ」「絵離れ」に異論あり!
「紙の本」はそれ自体が「ひとつの表現物」――、読書や絵画鑑賞は「たたずむ時間の中で作家と自己との対話」である――、その空間を提供するものとして図書館や美術館がある――。私設の図書館・美術館館主による読書・鑑賞について学ぶエッセイ。
2024年3月発売
定価1,980円(本体1,800円)
ISBN:978-4-908028-93-9
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お勧めの本

枕頭の一書
枕頭の一書
窪島誠一郎 著