ことばがこどもの未来をつくる border= ことばがこどもの未来をつくる 谷川雁の教育活動から萌え出でしもの
仁衡琢磨 著
A5判並製/カバー装
本文364頁
2020年8月発売
定価3,190円(税込み)
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教育運動家・谷川雁の「ことば、物語、表現」活動で育った著者が世に問う生き方と実践、「谷川雁ラボ作品」体験記、同時代表現者論考
一般的には「詩人・思想家」として知られる谷川雁、その後半生は子どものために生きたものであった! 彼の定義に「教育運動家」も追加するべき、著者はそう提言する。谷川雁らが創った民間教育機関であるラボ教育センターの独創的な教育手法を受けて育っている。それが、その後の数十年の人生にどのような影響があったか。

谷川雁のテーゼを日夜、全身全霊で実践してきたのが仁衡琢磨だ。松本輝夫(谷川雁研究会代表、元ラボ教育センター会長)
「ことばがこどもの未来をつくる」という谷川雁創案のキャッチフレーズを掲げる教育活動発足から半世紀余が経った今、その影響を密に受けつつ育った「間接的教え子」が、その活動の意義をトータルに物語る本書出版は実に画期的だ。神山典士(ノンフィクション作家、ラボ会員OB)
目次
 はじめに
第一部 「ことば、物語」が「こども」の未来をつくる
第二部 谷川雁と子ども、ことば、物語
第三部 谷川雁と、その同時代・前後の表現者を「遅れてきた青年」が読む
 [解説]仁衡琢磨の谷川雁体験・研究本出版に同伴・助力して(松本輝夫)
著者紹介
仁衡琢磨(にひら・たくま)
1969年、茨城県日立市生まれ。1976年から84年、小学1年から中学3年まで約9年間ラボ教育を受ける。うち、83年の夏に中学2年でアメリカへの1ヵ月ホームステイに参加。県立水戸一高卒。1988年、上智大学文学部哲学科に入学のため上京するも、直後に鬱症状を発し休学、仙台での数年にわたる居候生活などののち大学を退学、アルバイトで糊口をしのぐ日々を送る。1997年、27歳のとき、都内で暮らしていたアパートの隣人との縁からソフトウェア開発会社であるペンギンシステム株式会社に入社。2006年、36歳時に会社の経営を引き継ぎ、同時に会社をつくば市に移転させ「第二の創業」を図る。2015年からは茨城県全域の研究開発型企業約30社の連合体である一般社団法人の代表理事も兼務。2019年には産業の発展に貢献ありとして茨城県表彰を受賞。
私生活では谷川雁研究会・鈴木孝夫研究会において発起人・世話人の一人として運営補佐をしつつ、谷川雁を研究し、また鈴木孝夫の謦咳に接しながら学ぶ。二つの読書会 鷹揚の会(東京)、筑豊・川筋読書会(福岡)にも参加し、研鑽を積んでいる。
※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。