エッセイ(23冊)
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若狭がたりU わが「民俗」撰抄 |
水上勉 著 | |
貧困、疾病、苛酷な生業、子殺し・姥捨て……――水上版「日本残酷物語」 貧しさの底で生き抜いてきた山や海辺の人びとと、その生活と習慣=民俗を、著者独特の〈かたり〉であらわした味わい深い民話集。 |
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2021年11月発売 | |
定価2,420円(税込み) | |
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朗読ワークショップ |
青木裕子 著 | |
読んで、聴いて、学び楽しむ。朗読が聴けるQRコード付 作品を声に出して朗読すると、生身の作家のありようが感じられる――。 長年、詩や小説、エッセイなどを朗読してきた著者が、どのように作品と向かいあい、朗読してきたかを、ワークショップの形式で開示する。声の出し方をはじめ、作品によって異なるテンポ、「間」の取り方、方言の朗読など、実際の作品を通して、プロの朗読を、読んで聴いて、学び楽しむ本。 |
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2021年7月発売 | |
定価1,650円(税込み) | |
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一日の光あるいは小石の影 |
森内俊雄 著 | |
小説世界を支える日常生活と読書。三十余年にわたるエッセイ集成 80歳を過ぎた老年の日常から、戦争末期の少年の記憶を辿る。あるいは結婚、こどもの誕生、また編集者時代の仕事(『定本坂口安吾全集』『椎名麟三全集』『岡本かの子全集』等)、数々の文学賞受賞の思い出。カソリック教徒として聖書はもちろん、『正法眼蔵』『徒然草』蕪村からシャルダン、ベイユ、エリオット、ロレンスなどの海外哲学・文学、さらには虚子、蛇笏の俳句、漱石・鴎外、内田百フ、吉田健一等の小説、レイ・ブラッドベリなどのSF、果ては電子書籍まで、読書をめぐるエッセイ。これらが、幽玄、夢魔的と称される〈森内文学〉の小説世界と同等に表現され、老境の軽妙さも加わった30年ぶりのエッセイ集。 |
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2019年12月発売 | |
定価4,180円(税込み) | |
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