窪島誠一郎詩集 のこしてゆくもの 窪島誠一郎詩集 のこしてゆくもの
窪島誠一郎 著
A5判並製/カバー装
本文128頁
2022年10月発売
定価1,980円(本体1,800円)
ISBN:978-4-908028-78-6
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2022年、24時間テレビのドラマ「無言館」主人公の詩集
太平洋戦争で亡くなった「戦没画学生」の絵を展示する「無言館館主」の著者の、絵画・画家と無言館に感応した詩、自身の生死を見つめる詩、さらに「戦争」や「平和」をテーマにした詩など41編を収録した最新詩集。
目次
のこしてゆくもの/どこにもいない/喪失―二〇一八年八月十日に/女めぐり/迂回路/他愛ないもの/「愛」と「憎」のあいだ/亡愛記/歴史/鍵/逆走/赤秋/獄舎日記/非在者/幽閉されて/傾斜する風景/生きていて/二百万人に一人/ふたつの死/疲れる人/ハンカチひろった―西村凛太郎君へ/だれも愛せない/あの夏のまま/舞台/生きゝる ほか41編
著者紹介
窪島誠一郎(くぼしま・せいいちろう)
1941年、東京生まれ。印刷工、酒場経営などをへて、1979年、長野県上田市に夭折画家の素描を展示する「信濃デッサン館」を創設。1997年、隣接地に戦没画学生慰霊美術館「無言館」を開設。2005年、「無言館」の活動により第53回菊池寛賞受賞。2016年、平和運動への貢献に与えられる第1回澄和(とわ)フューチャリスト賞受賞。おもな著書に『父への手紙』(筑摩書房)、『信濃デッサン館日記』T〜W(平凡社)、『無言館ものがたり』(第46回産経児童出版文化賞受賞・講談社)、『鼎と槐多』(第14回地方出版文化功労賞受賞・信濃毎日新聞社)、『父 水上勉』『母ふたり』『流木記』(白水社)、『夭折画家ノオト』『蒐集道楽』詩集『くちづける』『窪島誠一郎コレクシオン(全5巻)』(アーツアンドクラフツ)など多数。
※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
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