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万葉の紫と榛の発想 | ――恋衣の系譜 |
畠山 篤 著 | ||
A5判並製/カバー装 | ||
本文248頁 | ||
2020年2月発売 | ||
定価2,420円(本体2,200円) | ||
ISBN:978-4-908028-46-5 | ||
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- 〈紫〉は王侯貴族の染色文化ではなく、
一般庶民の信仰と恋愛の習俗が反映していた - 万葉集に「紫」を読み込んだ17種の歌を考察し、その「紫」の歌がなぜ恋情発想をとるのか。著者はその歌のもとに、男女和合の饗宴〈薬狩り〉=成人戒をみる。また同じく万葉集に「榛(はり)」(はんのき)を読み込んだ歌である「近江遷都歌」のモデルに大和・三輪地方の古歌をみる。それはさらにさかのぼり、古事記・雄略記の「赤猪子伝承」にたどる。本書は、万葉集などの「色衣」の歌から、古代の民衆の習俗・神話を探る論考である。
- 第一章 紫の発想
- 第二章 榛の発想
- 第三章 〈綜麻条の榛摺りの歌〉の位相 ――近江遷都歌の唱和
- 和歌・歌謡索引
- 著者紹介
- 畠山 篤(はたけやま・あつし)
- 1946年、秋田県生まれ。国学院大学大学院文学研究科(日本文学専攻)博士課程満期退学。沖縄国際大学短大部国文科教授を経て、現在は弘前学院大学大学院文学研究科教授、同文学部教授。博士(民俗学)。著書に『沖縄の祭祀伝承の研究―儀礼・神歌・語り―』(瑞木書房、2006年)、『河内王朝の山海の政―枯野琴と国栖奏―』(白地社、2010年)、『能舞〈鐘巻〉の復原』(弘前学院出版会、2015年)、『岩木山の神と鬼』(北方新社、2016年)。
- ※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
- 関連書
万葉の紫の発想―恋衣の系譜- 畠山 篤 著
日本の歳時伝承- 小川 直之 著
昔話の旅 語りの旅- 野村 純一 著
国学の研究- 上田 賢治 著
江戸派国学論考- 内野 吾郎 著