花とことばの文化誌 花とことばの文化誌
小川 和佑 著
小B6判上製/カバー装
200頁
2007年6月発売
定価1,620円(税込み)
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書評・紹介
五節句、唱歌と童謡、古典文学や現代文学にあらわれた花を渉猟し、花とともにあった生活、花によせたことばのことばの力を見つめ直す。
(東京中日新聞 2007年7月12日)
まえがきより
古代から私たちの祖先は自然と共生し、四季の花々と共に暮らしてきた。時代を問わず記録に残った文献には、四季の花々を単に観賞するだけでなく、その花々の美しさや、花に寄せる思いを託してことばに綴ってきた。短絡的にいえば、日本の文化は花とことばの文化であった。  
(中略)    
『花とことばの文化誌』は、桜に限らず私たちの身近な花の文学を採り上げて、ことばの回復、国語力の再生への具体的提言である。
目次より
第一章 花と暮らす日本人
若菜摘み/雛祭/端午の節句/七夕・夏の風物詩/菊薫る重陽の節句/秋の七草 ほか
第二章 歌とことばと花と
『小学唱歌集』の花の歌/唱歌「蛍の光」 ほか
第三章 古典でたどる桜観
滝廉太郎の名曲「花」 ほか
第四章 現代文学と花々
伊東静雄の六月の花/花のことば・三好達治の詩/紫陽花と三島由紀夫/芥川龍之介と沙羅の花
(一部抜粋)
著者紹介
小川 和佑(おがわ・かずすけ)
国文学者・文芸評論家。1930年生まれ。現在、明治大学リバティアカデミー講師、日本文芸協会会員、日本ペンクラブ会員。主な著書に『立原道造の世界』『伊東静雄』(講談社)、『三好達治研究』(国文社)など近代抒情詩を中心とする批評から『東京学』(サンガ)『漱石・三四郎の東京学』(NHK出版)や『桜の文学史』(文春文庫)『桜と日本人』(新潮選書)、『唱歌・讃美歌・軍歌の始源』(アーツアンドクラフツ)など多数。
※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
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