桜と日本文化 桜と日本文化 ―清明美から散華の花
小川 和佑 著
四六判上製/カバー装
296頁
2007年3月発売
定価3,024円(税込み)
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書評・紹介
記紀から現代小説まで桜のイメージの変遷史
(サライ 2007年7月5日号)
その他の掲載紙
(産経新聞 2007年4月1日)
「まえがきにかえて」より
桜は私たちに、なにか特別な思いを起こさせる花樹である。梅の花や紫陽花の花では、こういう感情は湧いてこない。
明るい春の日を浴びて咲き満ちている巨桜を独り眺めていると、なにか音楽に似た陶酔感に誘われる。
「あとがきにかえて」より
筆者の桜へのこころの深まりは、二十数年前、森林生態学専攻の学生であった娘が、営林署の許可を得て、日光の金精峠のシユリザクラの双葉が芽生えたばかりの稚苗を収集し、筆者に預けていったことから始まる。
目次
1章 古代歌謡から桜絵巻へ
2章 散り急ぐ近代の桜ソメイヨシノ
3章 桜物語のための四重奏
4章 花と刀の日本文化
こぼれ話
江戸・明治の花見風景図絵
著者紹介
小川 和佑(おがわ・かずすけ)
国文学者・文芸評論家。1930年生まれ。現在、明治大学リバティアカデミー講師、日本文芸協会会員、日本ペンクラブ会員。主な著書に『立原道造の世界』『伊東静雄』(講談社)、『三好達治研究』(国文社)など近代抒情詩を中心とする批評から『東京学』(サンガ)『漱石・三四郎の東京学』(NHK出版)や『桜の文学史』(文春文庫)『桜と日本人』(新潮選書)、『唱歌・讃美歌・軍歌の始源』(アーツアンドクラフツ)など多数。
※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
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