最後の思想 三島由紀夫と吉本隆明
富岡 幸一郎 著
四六判上製 カバー装
本文208頁
2012年11月発売
定価2,376円(税込み)
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書評
図書新聞 2013年3月2日/第3100号
岩手日報 2012年12月23日付
「あとがきに代えて」より
 祖国の敗戦を二十歳で迎えた、ふたりの優れた文学者が問い続けた事柄は、今日の思想と文学の最も根幹的な課題であり続けている。本書はその課題に答えるための自分なりの第一歩である。
目次
最後の思想 三島由紀夫と吉本隆明
西洋近代の没落のなかで
一九七〇年(昭和四十五年)十一月二十五日の衝撃
二十五時間目の部屋
埴谷・吉本論争 ――一九八五年という年
吉本の「井上良雄論」に潜むもの
天皇制への挑戦
思想と身体
吉本隆明
思想の果てにあらわれるもの
最後の吉本隆明
三島由紀夫
「絶対」の探求としての言葉と自刃
『豊饒の海』の謎ー―昭和四十一年の転機
『英霊の声』と一九八〇年以降の文学
神さすらひたまふ――天皇と三島由紀夫
三島由紀夫と吉田満ー―二十五年の後に
三島由紀夫と日本文学史
吉本隆明・三島由紀夫 略年譜
あとがきに代えて
著者紹介
富岡 幸一郎(とみおか・こういちろう)
 1957年、東京生まれ。中央大学文学部仏文科卒。在学中の79年、「意識の暗室――埴谷雄高と三島由紀夫」で「群像」新人文学賞評論優秀作を受賞。文芸評論家。関東学院大学教授。鎌倉文学館館長。
 主な著書に『戦後文学のアルケオロジー』『内村鑑三』『批評の現在』『仮面の神学――三島由紀夫論』『言葉 言葉 言葉』『作家との一時間』『使徒的人間――カール・バルト』『非戦論』『千年残る日本語へ』など多数。オピニオン誌『表現者』編集長。
※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
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