揺れる船 | |
川田絢音 著 | |
A5判並製/カバー装 | |
本文40頁 | |
2022年6月発売 | |
定価2,200円(本体2,000円) | |
ISBN:978-4-908028-74-8 | |
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- 旅する詩人・川田絢音が、北大西洋に浮かぶ氷河におおわれた島国アイスランドを訪れる。異郷の地で生み出された、研ぎ澄まされた日本語の詩の世界。萩原朔太郎賞受賞詩人の最新作16篇。
- 目次
- わたしたちは なだれ込み/襤褸/夏/野狐/代赭の山/震え/太い涙/草や波/引き潮/揺れる船/羊は白鳥と/断崖/鵜よ/庭/水を飲んで/赤い禿げ山
- 著者紹介
- 川田絢音(かわた・あやね)
- 1940年、中国チチハルに生まれる。59年、神戸高等学校卒業。62年、武蔵野音楽大学中退。69年、詩集『空の時間』を刊行。イタリアに渡る。フィレンツェに居住し、『ピサ通り』『空中楼閣』などを刊行。80年代半ばにはインドネシア、沖縄を旅する。94年、現代詩文庫『川田絢音詩集』。2000年前後には生まれ故郷の中国に旅する。中国語・太極拳を習得。その後、タイ、ラオス、ヴェトナムを歩く。また、ルーマニア、チェコ、ポーランドなど折に触れ歩く。2015年、詩集『雁の世』で萩原朔太郎賞を受賞。現在はヴェローナに居住。
- ※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
- 関連書
こうのとりの巣は巡る- 川田絢音 著