生命と直観――よみがえる今西錦司
富岡 幸一郎 著
四六判並製 カバー装
本文168頁
2019年5月発売
定価1,760円(税込み)
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今西「自然学」に共棲としての世界観をみる
「3.11」は、巨大な災厄であるとともに近代科学イデオロギーの破綻の宣告であった。今西錦司の思想に、この危機的状況を乗り越えるヒントがあるのではないか。
目次
まえがき―今、問われる今西錦司の「世界観」
一  「近代」の終焉の底から
二  カタストロフィーの前で
三  生命と直観
四  美しき「進化」
五  ヒューマニズムへの懐疑
六  山は自然の最後のとりで
七  襲撃する自然を知れ
八  生命の学としての人類学
九  京都というトポス
十  人間は動物なのか
十一  ダーウィニズムの不可解な流行
著者紹介
富岡 幸一郎(とみおか・こういちろう)
1957年東京生まれ。文芸評論家。関東学院大学国際文化学部比較文化学科教授、鎌倉文学館館長。中央大学文学部仏文科卒業。第22回群像新人文学賞評論部門優秀作受賞。西部邁の個人誌『発言者』(1994〜2005)、後継誌『表現者』(2005〜2018)に参加、『表現者』では編集長を務める。
著書『戦後文学のアルケオロジー』(福武書店、1986年)、『内村鑑三 偉大なる罪人の生涯』(シリーズ民間日本学者15:リブロポート、1988年/中公文庫、2014年)、『批評の現在』(構想社、1991年)、『仮面の神学――三島由紀夫論』(構想社、1995年)、『使徒的人間――カール・バルト』(講談社、1999年/講談社文芸文庫、2012年)、『打ちのめされるようなすごい小説』(飛鳥新社、2003年)、『非戦論』(NTT出版、2004年)、『文芸評論集』(アーツアンドクラフツ、2005年)、『スピリチュアルの冒険』(講談社現代新書、2007年)、『千年残る日本語へ』(NTT出版、2012年)、『最後の思想 三島由紀夫と吉本隆明』(アーツアンドクラフツ、2012年)、『北の思想 一神教と日本人』(書籍工房早山、2014年)、『川端康成 魔界の文学』(岩波書店〈岩波現代全書〉、2014年)、『虚妄の「戦後」』(論創社、2017年)。共編著・監修多数。
※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
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