歳月 歳月
瀬戸口宣司詩集
A5変型判並製 カバー装
本文108頁
2012年11月発売
定価1,980円(本体1,800円)
ISBN:978-4-901592-79-6
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「あとがき」より
はたしてこの詩集におさめたぼくの詩は、
どのような読みかたをされ、
受けとめかたをされるのであろうか。
詩という暗示と比喩の表現形態のむずかしさは、
言葉のもつちからをいかにして引き出し得るか、
ということにほかならない。
探りあてた言葉はまさに「作者自身の力量」を
はるかに超えるものだと言えるのだろう。
著者紹介
瀬戸口 宣司(せとぐち・のぶし)
 1945年8月11日、長崎県松浦市に生まれる。國學院大學文学部卒業。1968年から2007年まで同大学に職員として勤務。現在、同大学文学部講師。主なる著書に詩集『過去のどこかで』(1966年 私家版)、『戯れの哀歌』(1975年 冬樹社)、『シャガールの眼』(1977年 ワグナー出版)、『そしていま旅の終りに』(1982年 創林社)、『やがてそれは物語』(1985年 青弓社)、『桜に逝く父』(2001年 アーツアンドクラフツ)、評論集に『表現者の廻廊ー井上靖残影』(2006年 アーツアンドクラフツ)がある。日本文藝家協会・日本現代詩人会・日本詩人クラブ会員、福田正夫詩の会・「日本未来派」・「感情」同人、井上靖研究会常任理事。
※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
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