新編 東京の盛り場 新編 東京の盛り場
海野 弘 著
四六判上製/カバー装
290頁
2000年12月発売
定価2,420円(本体2,200円)
ISBN:978-4-900632-46-2
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本文より
二十世紀はもうすぐ終ろうとしている。この世紀をふりかえると、〈都市〉というものが大きな役割を果たしたことがわかる。……私たちは今、整然と計画された都市に興味を失っている。おそらく、そのような二十世紀都市の解体こそ、世紀末の状況をあらわしているのだろう。では、ばらばらになった都市をどうやってまとめていったらいいのだろう。
著者紹介
海野 弘(うんの・ひろし)
1939年東京生まれ。早稲田大学文学部卒業。出版社勤務を経て、現在、美術・都市論などの評論活動に従事。
主な著書に『アール・ヌーボーの世界』(中公文庫)『日本のアール・ヌーヴォー』(青土社)『都市の神話学』(フィルムアート社)『書斎の文化史』(TBSブリタニカ)『世紀末の街角』(中公新書)『モダン都市東京』(中公文庫)『1920年代の画家たち』(新潮社)『ヨーロッパの誘惑』(丸善)『スキャンダルの時代』(集英社新書)『LAハードボイルド』『ハリウッド幻影工場』『めまいの街』(グリーンアロー出版社)他。
小説集に『慶長茶湯秘聞』(角川書店)『リヨンの夜』『江戸ふしぎ草子』『江戸星月夜』『江戸よ語れ』(河出書房新社)などがある。
※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
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