百貨店の博物史 百貨店の博物史
海野 弘 著
A5判上製/カバー装
328頁
2003年6月発売
定価3,630円(本体3,300円)
ISBN:978-4-901592-19-2
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「あとがき」より
百貨店は現代都市文化であるとともに、女性文化であった。女性の風俗史は、そのショッピング・スタイルと切り離せないのだ。これまで多くのファッション史が書かれたが、女性がどこでどのように流行品を買うのかはあまり触れられてこなかった。流行品については語られたが、それを売るお店については語られなかった。
著者紹介
海野 弘(うんの・ひろし)
1939年東京生まれ。早稲田大学文学部卒業。出版社勤務を経て、現在、美術・都市論などの評論活動に従事。
主な著書に『アール・ヌーボーの世界』(中公文庫)『日本のアール・ヌーヴォー』(青土社)『都市の神話学』(フィルムアート社)『書斎の文化史』(TBSブリタニカ)『世紀末の街角』(中公新書)『モダン都市東京』(中公文庫)『1920年代の画家たち』(新潮社)『ヨーロッパの誘惑』(丸善)『スキャンダルの時代』(集英社新書)『LAハードボイルド』『ハリウッド幻影工場』『めまいの街』(グリーンアロー出版社)『陰謀の世界史』(文藝春秋)『新編 東京の盛り場』『華術師の伝説』(アーツアンドクラフツ)他。
小説集に『慶長茶湯秘聞』(角川書店)『リヨンの夜』『江戸ふしぎ草子』『江戸星月夜』『江戸よ語れ』(河出書房新社)などがある。
※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
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