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竹尾正久の碑文と和歌 |
幕末・明治の三河歌人 | |
繁原央 著 | |
四六判並製/カバー装 | |
本文216頁 | |
2021年10月発売 | |
定価2,200円(本体2,000円) | ISBN:978-4-908028-64-9 |
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- 碑文と和歌からみる歌人竹尾正久の足跡
- 竹尾正久翁(1834-1904)は江戸時代を通じて賀茂神社の社家であった竹尾家の一族であり、新しい明治の時代になって、石巻神社・牟呂八幡の祠官として奉仕し、かつ世に知られた歌人であった。正久翁を知るにあたっては、竹尾家の系譜を記した那賀山乙巳文の『賀茂縣主竹尾家と其一族』と、竹尾家の屋敷の庭に建てられていた石碑によるしかない。(略)本書は碑文の解説のみに終わることなく、竹尾正久翁の生涯にわたる足跡を研究され、翁の生きた時代やその背景、関わりのある人々との絆も明らかにされている。(序文より)
- 目次
- 序文 田畑忠伺
- 第一部 碑文を読む
- 第二部 竹尾正久の師匠たち
- 第三部 竹尾正久、世に出る
- 第四部 正久夫妻の和歌
- おわりに
- 関連年表/参考文献/あとがき
- 著者紹介
- 繁原央(しげはら・ひろし)
- 常葉大学短期大学部名誉教授、愛知大学綜合郷土研究所研究員。昭和22年(1947)愛知県豊橋市賀茂町に生れる。博士(文学)國學院大學。國學院大學大学院博士課程満期退学。漢文学、比較民俗学、郷土史学専攻。 著書に『山梨稲川と『肖山野録』』2001、麒麟社。『日中説話の比較研究』2004、汲古書院。『中国民話の旅』(共著)2011、三弥井書店。『山梨稲川―漢詩とその生涯―』2012、静岡新聞社。『新版 山梨稲川と『肖山野録』』2013、篠原印刷所出版部。『対偶文学論』2014、汲古書院など。
- ※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。