辺境アジアの東北をめぐって 辺境アジアの東北をめぐって
金子 遊 著
四六判並製/カバー装
本文216頁
2026年2月発売
定価2,420円(本体2,200円)
ISBN:978-4-911356-12-8
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虐げられたサハリン、北海道・東北、「満州」(中国東北部)・シベリア、イサーン(東北タイ)を見て歩く
どうしてその土地は北東部ではなく「東北」と呼ばれるのか。中央権力から離れ、アジアの辺縁に置かれた「東北」各地を、先行する導師(作家・研究者)にみちびかれ、その地の言語・民俗・霊性に触れる。
目次
序 「東北的なるもの」をめぐって
第1章 海峡を挟んだアイヌ語地名群を行く――樺太、宗谷・津軽海峡の痕跡
第2章 サハリン島の「東北」に響くニヴフの声――作家サンギを追って
第3章 「抑留者」の満州・シベリアを行く――香月泰男と石原吉郎の体験をたどる
第4章 スピリチュアルな東北タイの発見――アピチャッポンの作品と民俗
第5章 不毛の大地と森の異界――精霊と呪術師の世界
編者紹介
金子遊(かねこ・ゆう)
1974年、埼玉県生まれ。評論家、民俗研究者。『映像の境域』(森話社)で2017年サントリー学芸賞〈芸術・文学部門〉受賞。著書に『辺境のフォークロア』(河出書房新社)、『異境の文学』『マクロネシア紀行』(アーツアンドクラフツ)、『ドキュメンタリー映画術』『悦楽のクリティシズム』(論創社)、『混血列島論』(フィルムアート社)、『光学のエスノグラフィ』(森話社)、『インディジナス』(平凡社)など。編著に『フィルムメーカーズ』『吉本隆明論集』(アーツアンドクラフツ)、『半島論』(響文社)ほか多数。
※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
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