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野村純一 怪異伝承の世界
野村純一 怪異伝承の世界
大島廣志 編
精霊・鬼・化物・幽霊の正体を明かす
〈都市伝説〉研究の先駆けとなった「口裂け女」や「ニャンバーガー」、昔話に登場する鬼や幽霊、化け猫、さらに民俗事象とのかかわりの深い本所や新潟の「七不思議」や「六部殺し」「百物語」「ザシキワラシ」など、昔話・伝説・世間話・都市伝説の全分野で怪異伝承論を展開した民俗学者の記念碑的論考をまとめる。
2024年10月発売
定価3,630円(本体3,300円)
ISBN:978-4-911356-01-2
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現代の怪異あるいは怪異の現代
現代の怪異あるいは
怪異の現代
現代怪異研究小論集
及川祥平 編著
日常の変容と怪異の相関を、民俗学からアプローチする
「くねくね」や自己責任系怪談、2ちゃんねる「死ぬほど洒落にならない怖い話」など、ネットで展開された怪談・ネットロアを、スレッド資料を挙げて論じる。また『新耳袋』『山怪』「ザシキワラシ」「学校の怪談」などの書籍・雑誌・テレビなどのメディアに現れた怪異現象を、調査・取材して論じる若手研究者による論集。
2024年9月発売
定価2,640円(本体2,400円)
ISBN:978-4-911356-00-5
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中国法理学発展史
中国法理学発展史
李龍 著 呂衛清・神田英敬 訳
現代中国の法理学権威の代表作の日本語版
「人を以て本と為す」という中華法治文明の考え方から始め、中華民族五千年にわたる法の原理と哲学・思想を時代ごとに論ずる。古代では『尚書』『礼記』『呂氏春秋』『史記』などの歴史文献の法理思想から、孔子、老子、荘子や曹操、諸葛孔明などの法思想をたどり、近代では中華民国の法理学思想、さらに革命時の法理学理論から現代中国の法理学研究・教育までを論ずる。現代中国の法理学権威の代表作の日本語訳。
2024年8月発売
定価9,350円(本体8,500円)
ISBN:978-4-908028-99-1
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悟りと破戒と救済と
悟りと破戒と救済と
日本近代文学と仏教
綾目広治 著
「いのち」とは、「私」とは、「救い」とは何か。
大正から現代まで、仏教から深甚な影響を受けた10人の文学者の表現に分け入り、禅宗や浄土真宗などそれぞれの宗教との関わりを検証・批評する。
2024年8月発売
定価3,520円(本体3,200円)
ISBN:978-4-908028-98-4
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   話題の本 新刊情報

心霊スポット考
心霊スポット考
現代における怪異譚の実態
及川祥平 著
「恐るべき出来事」が呼び起こす場所と記憶の文化
「心霊スポット」という言葉が、雑誌・テレビのメディアに使用され始めたのは1990年代前半。その後、「神奈川ジェイソン村」「新潟ホワイトハウス」「八王子首なし地蔵」など、「恐るべき出来事」が語られる空間=訪れる場所としての「心霊スポット」は、インターネットの普及とともに隆盛を極めていく。本書では、「心霊スポット」という「語り」が成り立つ前史を概観し、テレビやネットで展開される実態を調査する。また、「将門塚」や「八王子城跡」など現代でも語りつがれる「心霊スポット」を検証する。
2023年5月発売
定価3,300円(本体3,000円)
ISBN:978-4-908028-85-4
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お勧めの本

昔話・伝説を知る事典
昔話・伝説を知る事典
野村純一・佐藤凉子・大島廣志・常光徹 編
日本災い伝承譚
日本災い伝承譚
大島廣志 編

読むこと 観ること
読むこと 観ること
窪島誠一郎 著
「活字離れ」「絵離れ」に異論あり!
「紙の本」はそれ自体が「ひとつの表現物」――、読書や絵画鑑賞は「たたずむ時間の中で作家と自己との対話」である――、その空間を提供するものとして図書館や美術館がある――。私設の図書館・美術館館主による読書・鑑賞について学ぶエッセイ。
2024年3月発売
定価1,980円(本体1,800円)
ISBN:978-4-908028-93-9
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お勧めの本

枕頭の一書
枕頭の一書
窪島誠一郎 著

続 クラシック音楽の感動を求めて
続 クラシック音楽の感動を求めて
私を励まし生きる力を与えてくれた音楽
常盤 隆 著
闘病生活の中で得たあらたな「感動」の音楽体験。CD80枚紹介+小澤征爾論
「日本の音楽愛好家の姿」(「モーストリー・クラシック」)として前著を書評された著者の続編。本書では、末期がんに侵された著者が、その闘病生活の中で、「私を励まし、生きる力を与えてくれた音楽」としてCD80枚と小澤征爾の音楽を紹介する。
2024年7月発売
定価2,200円(本体2,000円)
ISBN:978-4-908028-97-7
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お勧めの本