新刊情報 話題の本

ヤマトを撃つ沖縄文学
ヤマトを撃つ沖縄文学
大城立裕 又吉栄喜 目取真俊
黒古一夫 著
「政治と文学」論を超える新たな可能性
戦後の沖縄文学をながく牽引した大城立裕。戦無派として〈占領地・沖縄〉の原風景と向き合う又吉栄喜。「終わらない戦争」としての沖縄戦を底流に現在の沖縄を描く目取真俊。現代文学の傍流として扱われてきた「沖縄文学」を批判・検証し、旧来の「政治と文学」論を超える、新たな可能性を見出した力作評論。
2023年11月発売
定価3,080円(本体2,800円)
ISBN:978-4-901592-90-8
ご注文
詳細
青木繁 妙義・房州篇
青木繁 妙義・房州篇
吉野博美 著
天才画家の半生をたどる。
詩情豊かなロマンティシズムで古代神話の再現を試みた夭折画家の半生を、作品と習作、書簡、追想、批評などから描く。
2023年10月発売
定価3,850円(本体3,500円)
ISBN:978-4-901592-87-8
ご注文
詳細

   話題の本 新刊情報

こうのとりの巣は巡る
こうのとりの巣は巡る
川田絢音 著
イタリア・ヴェローナに居住する詩人が訪れたのは、北ヨーロッパのリトゥアニアの地。ナチス・ドイツとソ連によって大量虐殺された現場の博物館――。本詩集は、リトゥアニアやイタリア南部サルデーニャ島に旅して生み出された異色の詩20篇を収録する。
2023年1月発売
定価2,420円(本体2,200円)
ISBN:978-4-908028-81-6
ご注文
詳細

お勧めの本

揺れる船
揺れる船
川田絢音 著

枕頭の一書
枕頭の一書
作家たちが読んだ人生最後の本
窪島誠一郎 著
死に際し、なにを想い、どのような書物を読んだか
残り少ない自らの生涯をあゆむ中で、作家たちはなにを思い描いていたか。戦後文学の作家・大岡昇平の「サロン」で交流のあった作家たち、また著者が30代で判明した実の父親・水上勉の臨終間際に手にしていた書物、著者が敬愛する永井荷風と芥川龍之介の死の間際に読んだ本から、その思いとそれに至る経緯を、81歳の著者が記述する。
2023年2月発売
定価2,200円(本体2,000円)
ISBN:978-4-908028-82-3
ご注文
詳細

お勧めの本

愛別十景
愛別十景
窪島誠一郎 著